Power Automate Desktop 現在の日時をフォルダ名に設定する方法

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本記事は私個人がPowerAutomate Desktopで学んだことを個人用の備忘録として残しています。
内容に誤り等がある可能性もございますのでご了承ください。

 

この記事では『現在の日時を取得します』アクションについて解説します。

フロー作成手順
  • STEP1
    『現在の日時を取得する』アクションを追加
    まずは日時をとってきます。それを変数として設定します。
  • STEP2
    『datetimeをテキストに変換する』アクションを追加
    取得した日時の変数の型はdatetime型なので、テキスト型に変更します。
  • STEP3
    『フォルダの作成』アクションを追加
    フォルダを作成し、その名称を前のステップで取ってきた日時の変数として設定します
① 『現在の日時を取得します』 アクションを追加する

▲検索欄に『日時』を入力。

 

 

 

 

 

 

 

 

▲パラメーターは初期設定のまま保存してください。

 

つぎに生成された変数について説明します。

生成する変数 : %CurrentDateTime% (Datetime型変数)
このCurrentDateTime変数の箱には現在の日時が保管されます。
実際にフローを実行してみましょう。
▲フローを実行するとCurrentDateTimeの変数の箱に、現在の日時が保管されていることが分かります。
②『datetimeをテキストに変換する』アクションを追加する

 

CurrentDateTimeの変数の型は『Datetime』です。
フォルダ名として使用する為には変数の型を『テキスト型』に変換する必要があるので、
今回は『datetimeをテキストに変換する』アクションを追加します。
変換するdatetime : %CurrentDatetime%
使用する形式   : カスタム
カスタム形式   : yyyy-MM-dd
アクションの使い方の流れ
  • 変換するdatetime
    変換する対象の変数を設定します。
    今回は取得した現在日にを変換したいので%CurrentDatetime%を指定
  • 使用する形式
    フォルダ名は使用できない記号があるので、今回は自分で指定するカスタムを選択
  • カスタム形式
    形式は『yyyy-MM-dd』と指定。
日付の形式について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
現在作成中
変換するdatetime : %CurrentDatetime%
この%CurrentDatetime%は『現在の日時を取得します』のアクションで生成された変数です。
今からこの変数をどの様に変換するか指定します。
使用する形式  : カスタムフォルダ名には / などの記号が使用出来ないため、カスタム形式を指定します。
カスタム形式 : yyyy-MM-dd と指定しています。今回は『2024-04-04』というフォルダ名となります
③『フォルダの作成』のアクションを追加する

 

では最後に『フォルダの作成』アクションを追加します。

新しいフォルダを次の場所に作成 : %CurrentDatetime%
新しいフォルダ名 : %FormattedDateTime%
生成された変数 : %NewFolder%
ここで 『新しいフォルダ名』のパラメータに%FormattedDateTime%を格納することで、フォルダ名が現在の日時となります。
また『生成された変数』である%NewFolder%についててですが、画面に表示される補足説明を見ると、
作成されるフォルダーオブジェクト(これは表現であり、フォルダーとそのすべての情報にアクセスできます)

この内容については下記の記事で詳しく解説します。

 

詳細の記事は現在作成中
以上の手順で設定したフォルダの作成先に現在日時のフォルダ名が作成されます。

まとめ

 

今回は現在日時を取得してそれをフォルダ名として設定する方法を解説しました。

フォルダ名だけでなく、ファイル名や議事録の作成日に自動で記入させたりと非常に用途が広いアクションですので、ぜひ使ってみてください。

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